結婚できないのは性格の問題?結婚をゴールにしてしまってない?
結婚できないのは性格の問題なのかなあ?と考えてしまったことありませんか?
ここでは結婚できない理由が性格に問題があるのではないかと考えるアラサーアラフォーのあなたに、その疑問の肝となる答えをお送りします。
結婚できないのは性格の問題だけじゃなくゴールにしているあなたの感覚
結婚できないのは性格の問題ではないかと思っているあなたは、どこか結婚をゴールのように考えているところがありませんか?
つい最近「性格が問題で結婚できないのかな?」と思った出来事やきっかけを思い出してみてください。
例えばあなたが日常で出会った結婚対象となりえるような異性とのシチュエーションで目の前で話す相手の事を「この人をもっと知りたい」と心から思ったタイミングはあったでしょうか。
「この人との時間を楽しみたいな」とか「相手に楽しんでほしいな」などといった気持ちはありましたか?
「結婚できないのは性格の問題」というよりは、独身の自分に欠陥や引け目を感じ、それをカバーする目的にしてしまって「結婚そのものをゴールにしいる」場合が多くあります。
だから「早く結婚したい」というガツガツした感覚そのものが相手に伝わってしまってうまく行かないケースも起こりやすい。
そして「自分の性格に問題がある?」と考えるのは自分思考、「相手に楽しんでほしい」と考えるのは相手思考。
異性にとって「自己愛が強い人」のように見えてしまって「この人と一緒にいて楽しくないし、会話も続かない」と思われるのが「性格が問題で結婚できない」と考える人の傾向です。
まず結婚そのものをゴールにしてしまっている感覚がどういったものか、以下の@とAを比較してみましょう。
結婚そのものがゴールになってしまっている感覚とは?
@結婚がゴールになっているパターン | A徐々に惹かれ合う=お互いの楽しさ重視 | |
---|---|---|
分 |
突然出会ったばかりの異性に「結婚して下さい」と言ってドン引きされる。何も相手を知らないうちから結婚ばかりが頭にちらついて、相手が戸惑いすら感じ、配慮が欠如。 | 「この人素敵だな」といった漠然とした出会いから食事やデート・メールを重ね「また会いたい、二人だと幸せ」といった思いや経験の共有を経て「一緒に住もう、結婚しようよ」といった自然な流れになっている。 |
異性の印象 | 急に連絡先を聞き出したり告白したりするなど「異性を獲得しようとする鼻息の荒さやズレている思考」の印象が強く残る。結婚できない独身者はこれに近いような言動をやらかしてしまっている可能性が高い。 | お互い「社会人としてのマナーをわきまえつつ、相手に気を遣いながら、徐々に歩み寄っていく」点がスマート。「結婚相手の候補を探している視点」よりも、「人としての魅力に価値を置いている視点」が優位。 |
@は極端な例ですが「早く結婚したい」とった気持ちが先走り、相手の気持ちを考慮していません。
「自己愛が強い人」のように見えてしまって「この人と一緒にいると不快」と思われてしまいます。
そんな自己愛が強く「性格が問題で結婚できない」と考える人の事例を挙げてみましょう。
性格が問題で結婚できないと考える独身者の事例
自己愛が強く「性格が問題で結婚できない」と考えられているアラサー・アラフォーの共通点は下記のとおり。これを元にまず男性の事例をヤフー知恵袋の情報を元に挙げていきます。
- 本当に心から人を愛した経験がない
- 自分を優先にしている・自己中心的
- 人の痛みがわからない
- 屁理屈・素直じゃない・人の意見を聞き入れない
- 嫉妬深く自我が強い
- 前の交際相手と比べてしまう
結婚できないアラサー・アラフォー男の性格典型例・事例
39歳男性「なぜ自分は結婚できないのか」を真面目に悩んでいる、つもり。
自覚 | 世間の見方 | |
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スペック |
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異性関係 |
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趣味 |
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体格 | 身長169p 体重80s | チビデブ |
総評 | スペック良好で女性経験ないのは性格か外見がまずいかどっちか。結婚してどうしたいかが全く見えておらず、世間体で言われる結婚がゴールになっているだけ。人を愛した経験がない、自己中心的、人の痛みがわからない、屁理屈、人の意見を聞き入れていない。こちらは肩書で生きて人を見下す、上から目線のアラフォー男性の典型例。 |
「いろいろと持ってるから寄っておいでよ、けれど俺は君と結婚生活を楽しむつもりはないよ。だって人付き合いがそもそも面倒だもんね」
と思わせている自分に気付いていません。
「女性に楽しんでもらって自分も喜びを得たいと、普通の男性が持つ感覚」が欠落してます。
独身男性で性格が問題で結婚できないのか?と考える場合、上の男性同様、多かれ少なかれ前述した以下4つのパターンをやらかしてしまっている可能性はあります。
- 心から人を愛した経験がない
- 自己中心的・自己愛が強い
- 人の痛みがわからない
- 屁理屈・素直じゃない・人の意見を聞き入れない
上の男性の事例は極端なので他人事と思われるかもしれませんが、以下のように同じような立ち振る舞いをしているパターンが多く見受けられます。
「グローバルな企業に勤め、責任のある仕事を任されて大変な日もあり、平日は遅く帰って夜遅くお風呂に入っても文句言わないで欲しい。でも休みの日に一緒に高級旅館で一息ついてくれるような女性が欲しいなあ。」
↑こちらはごくありふれた男性のつぶやきかのように思えますが、根の部分は先ほどの極端な男性の事例と同じ「自己愛が強い」です。「平日はパートナーに構う時間はない、休みの日は構ってほしい」といった考えは非常に自己中心的なのです。
周りから「そろそろ結婚したら?」と言われて「結婚していない自分に欠陥(性格に問題)を感じて『結婚で武装したくなる』」のは男性によくあるパターン。
その思考そのものが「結婚がゴール」になってしまっている、女性の本質を見ようとせずに「欠陥を結婚によってカバーしたい」と考える自己愛の本質なのです。
おそらく、上の男性同様だったか、似たようなパターンの立ち振る舞いをする男性は「性格の問題」であまり困った経験はないかもしれません。
恋愛以外では。しかし恋愛や結婚生活となると、性格の問題は避けて通れません。その問題の本質は自己愛から動こうとせずに人を心から愛そうと持っていない根にあります。
恋愛も結婚生活もお互いに感情や気持ちのやり取りが欠かせません。
お互いに「一緒にいると嬉しい」といった気持ちで満たされると恋愛感情が生まれ、結婚が初めて具体的になります。
つまり自分の一方通行な気持ちではなく、「相手もあなたに喜びの感情が揺さぶられる」のが具体的な婚活の第一歩です。自己愛にとどまっている限り結婚は訪れません。
感情や気持ちのやり取りの基本となる会話から婚活を取り組むのをおすすめします。
結婚できないアラサー・アラフォー女の典型例とその事例
次は性格に問題があって結婚できないのかもしれないと自覚する女性の事例。男性と少々異なり、女性ならではの志向性が入り混じります。
自覚 |
世間一般の見方 | |
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性 |
|
自己中心的過ぎて、相手の男性がノイローゼになりそう。 |
異 |
現在の彼のスペックが良く、他の男性がどうしてもいいと思えない(が現在の彼は結婚対象にならない)が、周りが結婚しているからしたい。 | 結婚できなくて当然 |
上はヒステリー性が強い女性の事例で、極端かもしれませんが多くの女性はやはり多かれ少なかれ好きな男性にはヒステリーを起こすものです。
また交際した男性がスペックが高く、その感覚を引きずって他の男性がどうも結婚相手として見るには物足りないと思えるのもよくある話。
女性ならではのこの感覚は、「結婚できないのは性格の問題」と言うよりは「女の性(サガ)」と言えるかもしれません。
女性は恋人がいるとオキシトキンというホルモンが上昇し、相手から愛場を得られないとオキシトキンが減少、嫉妬深くなります。
また女性ホルモンのエストロゲンの由来もヒステリーとか発情と言われているくらいなので、女性の性格にホルモンが関わるのは看過できないでしょう。source 医学博士 中野信子
上の女性の場合、「結婚できないのは性格の問題」は究極女性性に真相がありますが、これは敵に回してしまうとあまり良い結果は得られなくなります。
理由はヒステリーや嫉妬を好む男性はいないから。
ヒステリーや嫉妬も、自分に愛が向けられていないことによって起こる言動で、究極は自己愛がベースとなっています。
だからヒステリーや嫉妬を招かないような男性を選べば、嫌われる可能性もなくなり、女性自身も安心して結婚を考えられるようになるでしょう。
ヒステリーや嫉妬を頻繁に起こしかねない男性との交際はそれだけおすすめできず、女性性の根の部分でトラブルを起こしかねないのです。
周りが結婚しているからしたいと考えるのも、前例の男性のように「結婚していない自分に欠陥」を感じて、守りに入りたい表れとも言えます。
また、
「前の彼と比較してしまった経験はあり。前の彼と別れた直後に出会った人が服のセンスがイマイチだったりすると比べてしまう。イマイチだと自分自身が格下げになったように思えて、がっかりする。」
あなたがもしこんなつぶやきに思い当たる節があるならば、「前の彼との恋愛経験が幸せな結婚に結び付いているかどうか」を自問してみましょう。
ヒステリーも嫉妬も、全て自己愛。結婚はそれが強くなると男性から遠ざけられて破綻がやってきます。
ヒステリーや嫉妬を起こしかねない相手にいつまでも幻想の愛を感じていては結婚はできません。
まとめ:自己愛が強く結婚をゴールにしてしまう男女は結婚できない
「結婚していない自分の性格に問題(欠陥)を感じて『結婚で武装したくなる』」男性心理のベースになっているのが自己愛であり、結婚がゴールになってしまっている場合の一面です。
またヒステリーと嫉妬を起こす女性心理のベースとなっているのも、周りの友人の結婚と自分を比較して自分を守りたいのも自己愛。
いずれも自己愛の強さが異性との繋がりのチャンスを逃し、結婚できないという障害になっているのがわかります。
結婚は一人では成り立ちません。
お互いに感情や気持ちのやり取りをしてようやく「この人と一緒にいると楽しい」と思う感情が生まれます。
「お互いに喜びの感情」で満たされると恋愛感情が生まれ、結婚も具体的になります。つまり自分の一方通行な気持ちではなく、「相手もあなたに喜びの感情が揺さぶられる」のが具体的な婚活の第一歩です。