ケアテイカータイプのアダルトチルドレンの恋愛傾向と具体的な対処方法

 

 

アダルトチルドレンのタイプの中でケアテイカーの恋愛傾向についてお伝えしています。

 

そのケアテイカーとしての恋愛傾向をどのように改善すればいいのか?のポイントもお伝えしていますので参考にしてください。

 

私自身がこのケアテイカーとしての傾向がかなり強く、ズタズタになった恋愛の実体験がベースになっています。

 

 

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ライター:優子

 

 

 

アダルトチルドレンのタイプの一つケアテイカーとは?その特徴

 

アダルトチルドレンは以下5つのタイプに分けられます。

 

  • ケアテイカー:世話人
  • ピエロ:道化
  • スケープゴート:親の問題を自ら顕在化する問題児
  • ヒーロー:正義感あふれる英雄
  • ロストワン:存在を消すことで存在価値を見出す

 

 

このうちケアテイカーは世話を焼かないとダメな親のもとで育ち、”小さなナース”としての役割を演じ続けた人です。

 

家庭環境が不安に満ちており、親を上機嫌でいさせるために全てを優先、子供なのに大人の役割を強いられて健気に頑張ります。

 

 

 

 

 

家庭環境以外でもそうした役割をとおして自分の居場所を確保しようとする傾向がある点に、ケアテイカーの社会的な課題は起こりがち。

 

以下のように一見素晴らしいホスピタリティー精神を持った人のようにも感じられるのですが・・・

 

  • 気配りができる・気が利く
  • 優しい
  • 困った人を助ける

 

次のように恋愛においては裏目に出てしまうケースがきわめて多いようです。

 

 

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アダルトチルドレンケアテイカーの恋愛傾向

 

アダルトチルドレンのケアテイカーの恋愛傾向を一言で言ってみると「与えた愛の見返りを求めすぎて自爆する」です。

 

このケアテイカーの恋愛傾向をさらに4つに分けてお伝えしていきます。

  1. 世話を焼くことで自分の存在意義を見出す
  2. 過干渉
  3. 共依存関係になりやすい
  4. 世話を焼いたことをありがたく思われないと爆発する

 

 

誰かのお世話をしていないと存在価値を見出せない

 

アダルトチルドレンのケアテイカーは親の世話を焼かないといけない家庭環境に育ったために、子供なのにまるで大人並みのことをやってきました。

 

 

 

親が不機嫌だと家庭の安全は保たれず、自分自身が親の世話役に回ることで親を上機嫌にさせようとします。

 

親は世話役である子供を褒めることで、実質的に子供がケアテイカーでいることを「いいこと」だと刷り込ませていきます。

 

子供は子供でそのケアテイカーの役割を「誰かの世話をすると喜んでもらえる」として認識するようになり、大人になってもこの傾向は色濃く恋愛に影響を与えていくのです※。

 

 

※交際相手によっては過度な世話焼きに違和感を持つ人もいて次第に距離ができはじめたりします

 

 

 

逆を言えば誰かの世話をしていないと自分の存在価値を見出せず、一人取り残されたような孤独感も感じやすいのでしょう。

 

このため孤独感の埋め合わせに(無意識ながら)世話をできる機会を自分で作って恩を着せようとするパターンさえあるんですよ。

 

 

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過干渉

 

ケアテイカータイプのアダルトチルドレンは、恋愛において過干渉になりやすいです。

 

恋愛での過干渉は、一般的に下の3つに挙げられるようなパターンを言いますが・・・

 

  • 交際相手のスマホを見たがる
  • 束縛する(時間や行き先の管理など)
  • ストーカー的な行為

 

 

これらにとどまらず、ケアテイカーの過干渉の意味はもっと広い意味なんですよね。

  • メールを頻繁に送る
  • 愛されているかを確認したがる
  • 交際相手のすべてを知りたがる

 

 

実は私自身もケアテイカーの傾向が強いアダルトチルドレンなんですが。。。「愛されていることを実感したがる」、だから恋愛関係においても行き過ぎた言動になりやすい、このケアテイカーの傾向を初めて知った時、グサッときました。「機能不全家族の影響」恐るべしです。

 

この点については次の恋愛依存とも似ていると言えるでしょう。

 

 

 

世話を焼き過ぎて依存させてしまう

 

ケアテイカータイプのアダルトチルドレンは、世話を焼ける対象を見つけて自分の居場所だと思う傾向が強く、結果的に相手を依存させてしまいます。

 

一方世話を焼かれる人は共依存傾向にある人で、世話を焼いてくれる人がいないと生きていけなくなり、両者は共依存関係になりやすいと言われるんですね。

 

 

ケアテイカーは親から愛を与えられなかった空虚で空っぽの自分の中に世話人という役割を見つけて存在価値を見出し、共依存者はそんな依存傾向にある人の世話に甘んじて幻想の中にとどまろうとします。

 

恋愛関係では恋愛依存症・DV・薬物依存といった状態で共依存関係が顕著になるんですね。

 

 

全てを投げうって献身的になり、相手のお世話をすることにエネルギーを使い過ぎるあまり、下のように恋愛でトラブルになりやすくなります。

 

 

 

見返りを求めた結果不服だと爆発する

 

恋愛関係で世話を焼くという役割が果たせなくなると、ケアテイカータイプのアダルトチルドレンは感情的に爆発します。

 

具体的には交際相手が自分以外の人を好きになる・自分以外の人を結婚相手として選ぶ・別れを告げられる・自分に時間を拠出してくれなくなるなどして「裏切られた」と感じ、自分の存在意義を見出せなくなるからです。

 

 

こんなに尽くしているのに愛を返せない相手は馬鹿だ!罰が当たる!と否定したりして自分の存在価値をなんとか保とうとします。

 

心の中は認められたい・愛されたい・構ってほしいという願望で埋め尽くされているのです。

 

 

 

 

けれど、残念ながら「裏切りの出来事」は突然やってきたのではなくて、おそらく徐々に徐々に忍び寄ってるんですよね。

 

交際相手と共依存関係になって実質的に「自分がいないとダメな状態」にするわけですから、相手を少しづつ破壊していってるんです。

 

 

 

相手は裏切りという形でケアテイカーから逃げているだけ、破壊されるのを食い止めようとしただけ。

 

ある意味、独特な気持ち悪さを感じ続けていたかもしれません。

 

 

 

こうしてケアテイカー自身は結果的に精神的に錯乱状態になり、仕事が手につかない・ひどく落ち込んで抑うつ状態になるなどして自滅してしまうわけです。

 

 

 

 

 

ケアテイカーの克服方法・アダルトチルドレンが恋愛結婚で上手くいくにはこの対処方法で

 

こんなケアテイカータイプのアダルトチルドレンは、以下の5つのステップを踏んで克服を目指すのがおすすめ。

 

  1. 小さなナースとしての役割を振り返る
  2. 何の役割を果たさなくても存在していいと実感する
  3. 自分自身を第一に考え、意識的にいたわり癒す
  4. 他人に依存しなくても成り立つことを自覚する
  5. 健全なコミュニケーションで異性と交流し、対等な恋愛関係を築く

 

これを自分の体験を踏まえたうえで一つ一つお伝えしていきますね。

 

 

 

小さなナースとしての役割を振り返る

 

自分自身のケアテイカーとしてのこれまでを以下のように振り返ります。振り返る理由としては、恋愛の傾向を知った上で支障になるような言動は見直し、改善するためです。

 

  • 恋愛においてどんな言動がそうだと言えそうなのか?
  • 交際相手の反応はどうだったか?
  • 恋愛において「繰り返し起こること」「共通して言えること」があるとすれば何か?

 

 

3つを振り返って自滅に向かってしまった要因を一つ一つ潰し、改善していくだけです。

 

ここを抜きには先に進めないに等しいので、痛くても自分自身に向き合うのが大切。

 

きっと自分自身に向き合った分だけ心の底から望んでいる恋愛ができるんだと思います。

 

 

 

ケアテイカーの役割を果たさなくても存在していいと実感する

 

親に「ただ存在すべからず。我々の機嫌を取るためにせっせとケアテイカーとしての役割を果たせ」という環境を強いられてきたアダルトチルドレンは、世話をしていないと許されないと思いがちです。

 

※当然ながら子供は親自身ではない・子供は親の代わりになりえない・どんなにケアテイカーとしての役割を果たそうと頑張っても親は結局満足しません。

 

 

 

ケアテイカーは恋愛でもこの感覚を持ちがちですので、「役に立とうと思わない」ということを徹底して意識してみるのがおすすめです。

 

感覚としてはいつもやっている他人への奉仕を50%程度に抑制するかんじです。

 

 

 

自分自身をまず一番に考え、意識的にいたわり癒す

 

ケアテイカーとしての役割を果たさなくてもいいと分かったら、次は何よりも誰よりも先に自分自身をまず一番に考えます。

 

これまでずっと自分自身を後回しにして親や恋人を優先してきた人生を以下のように終止符を打ちます。

 

 

  • 「今やろうとしていることはいったい誰のもの?本当は親や恋人の問題じゃない?」を自問
  • 自分の問題ではないなら足を突っ込まない。
  • 「私の問題じゃないから私は直接かかわれない」と言う
  • 共依存者が不機嫌になったりしたらそれまでの縁と考える

 

 

最後の点については「本来自分の問題を他人の責任にしようとする共依存関係を求める人間」とはもう縁を絶ってもいいと自覚するのがとても大切です。

 

 

これからは今まで他人のお世話を焼いてきた時間を、自分自身の労りの時間や癒しの時間として使うのです。

 

ケアテイカーは奴隷ではないんですから。

 

 

 

 

他人に依存しなくても成り立つことを自覚する

 

 

これまでずっと、ずっと自分自身を後回しにして親や恋人を優先してきた人生を終わらせるとは、「他人に依存しなくても成り立つ」という自覚を持つことでもあります。つまり自立です。

 

 

もし社会人ならば、以下のポイントを参考にように「生活環境から共依存関係を排除すること」をおすすめします。

 

  • 親と同居していないか?
  • 親に出してもらっている請求はないか?
  • 親に食事を作ってもらったり、洗濯してもらっていないか?
  • 恋人との共依存関係の可能性があるならば、お金のことで何か依存していることはないか?

 

これらは家族や恋人のように近しい間柄にあると”かなりなあなあになる部分”でもあると思いますし、自分からそれらを引きはがすことに抵抗があるかもしれませんが(長年の習慣だった場合、それを変えない方がラクとも言えるから)、お金・衣食住に関する共依存関係は最低限・徹底的に排除するのがおすすめです。

 

 

最低限の共依存関係を形成してしまっていたお金や衣食住に関するモノゴトを断ち切って一人で自立するのが、ケアテイカーからの卒業としてはじめの一歩です

 

 

 

ここまでのポイント4までが「恋人との健全なコミュニケーションをするためにベースとなる対処方法」だとしたら、次からはより実践的な改善方法です。

 

 

 

 

健全なコミュニケーションで異性と交流し、対等な恋愛関係を築く

 

ケアテイカータイプのアダルトチルドレンは奉仕精神(ホスピタリティ)が高く、世間一般的に「人の助けになるいいことをしている」と思いがちなところもあり、気付きにくく克服するまでに時間がかかる場合もあると思います。

 

機能不全家族から受けた影響に一つ一つ向き合い、一つ一つ対処していけばかならず変化は来ます。

 

普通の人の健全なコミュニケーションができるようになれば、ケアテイカータイプのアダルトチルドレンも恋人と対等な恋愛関係を築けるようになるはずです。

 

 

 

 

ポイントで挙げた内容をしっかり行い、自分自身に向き合った分だけ克服は近い

 

 

ポイントで挙げたことは言葉にすると簡単ですが、そう簡単な話でもありません。

 

 

この難関をクリアするために私が活用した「機能不全家族からの影響から脱却するためのPDF書籍」の体験談を最後にご紹介します。

 

 

こちらはアダルトチルドレンの改善マニュアルで、アダルトチルドレンがなぜ形成されてしまったのか? どうやったら克服できるのか?が解説されたPDF書籍です。

 

以下はその体験談となっています。よかったらご覧になってみてくださいね。