あなたのお見合いが成立しない理由・カオスの中生き抜く方法

 

お見合いが成立しない理由を解説しています。

 

お見合いが成立していないのはあなただけではありません。

 

悪さをしているのは「結婚観だけでなく多様な人生の価値観や欲求が混沌としており、さらにタイミングや男女間の年齢的なミスマッチが起きると言うトリプルパンチ」のせい、だから「お見合いが成立しない」のです。

 

ここではそんなカオスの中で婚活を生き抜き、幸福な結婚生活を送る指針を示しています。

 

 

断られてばかり!なぜ不成立の嵐?お見合いが成立しない理由

 

結婚相談所のお見合いが成立しない理由は少なくても以下10個は挙げられるでしょう。当サイトスタッフ女性Sと男性Iが実際結婚相談所に登録して実感した「婚活の厳しさ」から以下お見合いが成立しない理由を詳らかにお伝えしたいと思います。

 

あなたのお見合いが成立しない10個の理由

 

  1. そもそもお見合いの成立率は高くない
  2. 男女の希望年齢のミスマッチ
  3. プロフィール文・PR文が異性に響いてない理解されてない
  4. 自分だけの価値観が異性への寛容性を失わせている
  5. 結婚相談所はろくなのがいない?
  6. PR文が建前や嘘、だから異性は適切な相手に申し込めない
  7. 遠距離のお見合いは金銭的理由で避けたい
  8. タイミングが悪い
  9. ログインすらしてない
  10. お見合いシステム自体の問題

 

 

そもそもお見合いの成立率は高くない

 

あなたはお見合いの成立率を割り出した経験はあるでしょうか?

 

【お見合い成立率 = 成立した数 / お見合い申し込みの数】

 

です。

 

「結婚相談所に登録したのだから、さぞお見合いがバンバンできて、結婚を考えられる異性といい感じに交際まで発展するだろう」と期待するのが普通ですが… 現実的な自分のお見合いの成立率を目の前に「うそ…こんなにいっぱいお見合い断られるなんて…」と思うかもしれません。

 

 

しかし結婚相談所のお見合い成立率はそれほど高い訳ではありません。

 

以下は日本最大大手の結婚相談所IBJが公式ホームページで公開している年齢別のお見合い成立率です。全年齢層で見て一番成立率がいいのは20代後半、全年齢の平均お見合い成立率は7.33%

 

IBJ日本結婚相談所連盟の場合は1ヶ月にお見合いを申し込める数を原則20件と決められているようですが、一番お見合い成立率が悪い男女が1ヶ月でお見合いできる数は。

 

  • 男性40代後半:0.88人/1ヶ月?※お見合いできない月もある。
  • 女性40代前半:1.24人/1ヶ月

 

 

IBJのお見合い成立率は高くないようですが、他の大手結婚相談所・楽天オーネットとパートナーエージェントと会員の婚活に関するデータは以下のとおり比較してみましょう。

 

IBJ

楽天オーネット

パートナーエージェント

お見合い成立率
<全年齢平均>

7.33

※1

※2

成婚率
<成婚退会/会員数>

9.6%

12.2%

29.97%

会員数

59173

48855

11595

2018年8月現在の各社公式HPのデータより抜粋

 

下記【参考】のとおり各社ともデータの開示の仕方にばらつきがあり、お見合い成立率を単純比較できないのですが…成婚率を比較すれば成婚に至る前のお見合いの成立率もそれなりの数だった予測はできますよね。

 

もともとお見合いの成立率は高くない、というのがお見合いが成立しない理由になります。

 

【参考】
楽天オーネットではお見合い成立率が公開されておらず、「成婚退会された人が相手と出会うまでの期間としてのデータ」が出ており、3~4ヶ月が平均とされています(※1)。
パートナーエージェントは3ヵ月以内での中途退会者を含まない数字で、99.5%とされており、中途退会者を含めるとどのくらいのお見合い成立率になるかは不明です(※2)。

 

 

男女間の希望年齢のミスマッチ

 

結婚相談所でお見合いが成立しない(男女ともに結婚を前提とした交際意思がある合意)がそもそもの理由には、男女間で希望年齢のミスマッチが起きている点が挙げられます。

 

以下調べによると女性の場合は同年代か、自分より5〜9歳くらい年上の男性を結婚相手の条件としているのがわかります。

 

一方男性の場合は高齢になればなるほど若い女性を結婚相手の希望条件としており、一番差があるパターンでは50~54歳の男性が35〜39歳の女性を希望、19歳ほどの年齢差ができあがる可能性もあるんですね。

 

明治安田生活福祉研究所によるデータを視覚化

 

つまり男性と女性で結婚相手の希望年齢が混線しており、「自分はこのくらいの年齢の異性とお見合いをしたいのに、意図しない年齢層からお申し込みが来てしまった…断りの返事をしよう」といったケースが山ほどあるのです。

 

上のグラフでは【35-39歳の女性】に【4つの年齢層の男性】からのアプローチがあります。

 

彼女らがモテる理由は「健康的に出産できるボーダーの年齢」だから。子どもが欲しくて望みをかけ、ぎりぎりまで粘る男性の執念を感じさせる年齢差とミスマッチですね。

 

「子ども欲しさに年齢差のある女性に平気でアプローチする男性」と、「同年代にアプローチする女性」。「年齢のミスマッチ」が結婚相談所でお見合いが成立しない最も大きな理由と言えるでしょう。

 

もっと詳しく男女間のミスマッチを知りたいなら↓↓

 

 

プロフィール文・自己PR文が異性に響いていない

 

結婚相談所のプロフィール文や自己PR文は、「異性に理解してもらってお見合いを受けてもらうためのもの」です。異性が理解できるような内容・文脈になっていないと、読み飛ばされ、印象にも残らずお見合いしたい対象にはなりえません。

 

しかし多くの婚活中独身男女はこれを腑に落ちて理解できておらず、平気で異性が不愉快になるようなプロフィールとPRに仕上げてしまっている場合がほとんど。

 

異性が不快になるような自己表現は事故PRに等しい。

 

俺ってこんなにできるんだぜ! 私ってこんなにきれいなのよ、見てみて!とPRするのは出会い系サイトではそこそこいい気分を味わえるかもしれませんが、婚活サイトではそれが「いつまで経っても結婚できない」という結果になって帰ってきます。

 

自分本位・自己愛が強く異性に敬意を払わないプロフィールはどうやってもお見合いが成立しません。お見合いが成立しない理由は、お見合いの判断材料となるあなた自身のプロフィール文・PR文にもあるのです。

 

異性に響きやすい=異性受けする自己表現の方法は、自己流でやってても時間を浪費するだけ

 

 

自分だけの価値観が、異性への寛容性を失う

 

人一人いれば生きてきただけの人生観や価値観があります。価値観の多様化とか言われたりしますね。

 

以前は「大企業に勤めて頑丈な生活基盤が築けたら安泰」といった考えの元に戦後の日本企業が育ってきました。

 

2000年を超えた時代くらから価値観の多様化という言葉が使われ出し、大企業と言えど倒産する時代がやってきて「個人の時代」が到来。

 

働き方や生活のスタイルも多様になり、かつそこで選べる選択肢も増えました。お金を出せば何でも手に入る時代がやってきて「自分だけの価値観を持てる時代」になってきたんですね。

 

 

価値観・働き方・生活スタイルの多様化は多くの夫婦にも及び、3人に1人が離婚を経験しています。

 

またモバイルの時代が到来し、孤独が浮き彫りになりました。

 

モバイルの中につながりのある人はそれなりにいるけれど、現実の人間関係が気薄で本当の自分を誰も理解していないし、自分自身深く理解している相手もいないという「誰とも深くつながっていない状況」が現在婚活している独身者にも色濃く影響しています。

 

「自分だけの価値観」とは自由を得ているようで実は孤独であり、自分と合う価値観の人は希少といっていいでしょう。

 

かつての「大船に皆で乗っていれば安心な時代=みんなと同じことをやっていれば外れはない」が過ぎて自由を得た半面、孤独を強く実感しながらそれでもなお自分と似た価値観のパートナーと出会いたいと願うのが多くの婚活中独身者の願い。

 

しかし自分だけの価値観を持つことで異性の価値観に結局寛容になれずにいるといった点で、結婚が実現しない独身者は多いようです。

 

独身者ゆえに他人との繋がりが気薄で、他人と繋がれるだけのコミュニケーションや、価値観の合う人を判断する力も探す力も不足している。

 

これが結婚相談所のお見合いが成立しない理由の根本にあるのではないでしょうか。

 

 

結婚相談所はろくなのがいない?

 

結婚相談所は入会するだけでも相応の費用がかかり、なかなか結婚相手が見つからない独身者にとっては「最後の砦=パートナーを得るために活用する最終局面の手段」として考えられています。

 

「お金を払い、結婚相談所の手厚いサポートを受けて結婚をアシストしてもらおう」と考えられているので、必然的に恋愛不得手な独身男女が集まりやすくなるんですね

 

。自分のしている言動が異性にとってどんな影響や印象を与えているのかがわからない恋愛不得手な男女は、「異性に対するコミュニケーション能力」が不足しているので、お互いに不快な思いをするケースも増えます。

 

また特に男性の場合、異性経験が少ないと言うよりはお金だけ出して「俺にさっさと適当な女性を紹介してくれ。」といった人としてゲスなパターンも多く入会するので、女性側からすると「結婚相談所にはろくなのがいない」といった印象を抱きやすいようです。

 

異性に対してまともなコミュニケーションができないならば異性を見る目もないので、お見合いの申し込みが来ても「異性のプロフィールからまともな判断ができずにお見合いを断る」ようになります。これがお見合いが成立しない理由の一つです。

 

 

PR文が建前や嘘、だから異性は適切な相手にアプローチできない

 

当サイトスタッフIとSによる結婚相談所登録経験談によると、「自己PR文が建前ばかり並べられており、嘘を付く人が多いのではないか」といったような話をよく聞きます。

 

「私は誠実です。周りからは誠実だね、優しいね、とよく言われます。」と自己紹介する人は男女とも多いですね。

 

しかしスタッフの印象ではお見合いの申し込みについて返事もくれないようなケースは多々、自己紹介とお見合いの返事の整合性が取れず「自己紹介文が建前ばかり述べられていて、嘘付きだ。」といった印象を持っていたケースが多かったようです。

 

周りから誠実で優しいと言われている人が果たして「異性からのお見合い申し込みに返事をせずに放置」するでしょうか?

 

自己PR文に沿ってどこまでを忠実と言えるかどうかは賛否両論があるかと思いますが、自己PR文が建前と嘘ばかり並べられているのだとしたら、それを判断する側の異性は「適切な相手にお見合いの申し込みができない」ので、お見合いが成立しなくて当然になります。

 

婚活サイトの男女の情報が建前で固められていれば、お見合いを申し込んだとしても成立しなくて当然。こんなところにもお見合いが成立しない理由が隠されているでしょう。

 

 

遠距離のお見合いは金銭的な理由で避けたい

 

結婚相談所で婚活していた当スタッフIとSによれば、遠距離間だとお見合い費用以外に移動費も必要になるので、金銭的な理由で避けたい意向の男女が多いのではないかと感じていたようです。

 

例えばこんなケース

 

  • 結婚相手の居住地の希望として「全国」としている人でも、遠距離を理由にお見合いを断られた
  • 「お気に入り登録」をされたとしても、遠距離を理由にお見合いを断られた

 

「お見合いは全国で可」と知った上でのお見合い申し込み、
相手が自分に好意を持ってくれているのを知った上でのお見合い申し込み、
いずれにしても遠距離が理由で断られているとしたら、遠距離で移動費がかかるから避けたい金銭的な要因がネックになってお見合いが成立しない理由になっていると考えられるのです。

 

※このように断りの理由が明確になった稀なケースもあれば、多くのお見合い断りの理由は謎なまま流される場合がほとんど。

 

 

タイミングが悪い

 

結婚相談所では、お見合いの申し込み時期がタイミング悪く、お見合いが成立しないと言われる場合もあります。

 

以下はよく言われる「お見合い申し込みのタイミングの悪さ」の一例です。

 

  • 同時期にあまりに多くの異性からお見合いの申し込みをもらっていて、それぞれのプロフィールをまともに見れていない
  • 真剣交際に近い人がいて、他のお見合い申し込みに興味が持てない
  • 仕事が多忙
  • ご家族や本人が急病

 

本当かどうか、お見合いを申し込まれた本人にしかわかりません。

 

タイミングの悪さによってお見合いが成立しない理由になっている場合、お見合い申し込みに対してまともに向き合えない状況であるのは確か。

 

ですから、この状況にいちいち一喜一憂しても時間の無駄でしょう。

 

 

ログインすらしてない

 

前述の「タイミングが悪くお見合いが成立しない」に共通しますが、結婚相談所のサイトにログインすらしていない会員さんもいます。

 

会員費を払って結婚相談所に登録しているので、結婚する意志はありますが、多忙やご家族や本人の病気によってログインできていない可能性もあるんですね。

 

ログインできていないからお見合いを申し受けているのにも気づかない、これがお見合いが成立していない理由の一つです。

 

 

お見合いシステム自体の問題

 

完璧なお見合いシステムなどありえませんが、次のようにお見合いシステム自体がお見合いが成立しにくい理由になっている場合もあります。

 

  • 気になる異性にイチかバチかでお見合い申込をする、申し込みの前にメッセージなどのコミュニケーションができない
  • 年齢や居住地など婚活サイトの検索機能が、条件にはまり切れない人となりを拾えない

 

お見合いシステム自体の出来不出来について挙げたらきりがないように思えますが、システム内でいかにうまく婚活を泳ぎ切って意中の相手とお見合いするか、がそれぞれに課せられた婚活そのものと言えるのではないでしょうか。

 

あわせて読みたい「お見合いシステムを補完する必殺技」↓↓

 

 

 

 

お見合い申し込みの返事がないのはなぜなのよ?!

 

自分に合いそうな相手をすみずみまで探し、相手の自己PR文もよく見てお見合いを申し込むと、それだけ返事に期待を持ってしまいます。

 

しかしお見合いの返事をもらえないで「返事の期間が過ぎて自動不成立」のケースもよくある話。

 

お見合いを申し込んだ本人としては辛いものです。

 

「返事が遅いなあ」と薄々感じ始め、自動不成立と分かって、申し込み当時の期待・思い入れ・好意が憎しみに変わってしまうなんて経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

 

お見合いの返事がなく、返事の期間が過ぎて自動不成立となってしまう理由には、以下4つが考えられます。

 

  • お見合いを断るボタンを押すことが本人にとっては辛い・申し訳ないと思っている
  • たくさんのお見合いの申し込みをもらっていて、それぞれの異性をまともに見れていない
  • 意中の人が既にいる
  • 多忙またはログインすらしていない(仕事や病気など)

 

 

一つ目に関しては男性に多いように思えます。

 

しかし人間関係で一番他人に敬意を払っていないと思われる行為は「無視」、お見合い申込をもらった相手に返事をしない行為は無視以外の何物でもないので、そもそも失礼なんですよね。だからお見合いの返事が遅いなと思ったら、脈なしと考えてさっさと別な異性にお申し込みをしましょう。

 

 

お見合いができないから婚活が進んでないという不都合な事実

 

冒頭で上述したように、結婚相談所に入会したからには皆「たくさんお見合いできる」と決めかかっています。

 

しかし、お見合いの申し込みも承諾してもらえない、お見合い申し込みも来ない状況は独身者を情緒不安定にさせ、婚活のモチベーションが下がり続け「婚活自体進んでいない」という残酷な現実を悪化させていきます。

 

あなたの場合はどうでしょうか?

 

お見合いが成立しないのは全部相談所が悪いと他罰的になりたいですか?

 

コストに見合ったお見合い成立率でなければ退会、同じだけの異性にアプローチする自信はありますか?

 

結婚相談所は究極出会いの確率を高めてくれる場であり、全てをお膳立てしてくれるわけではないんですよね。

 

だから結婚相談所に登録していると言えど、ある程度自己責任でやっていく必要があります。

 

 

まとめ:結婚相談所のお見合い成立には「自己責任」を負ってポジティブになったほうが勝ち

 

前述のとおり自分だけの価値観を大切にする独身者は、その代償として価値観に合った異性となかなか巡りえない孤独も引き受けるのが当然。自分の身に降りかかる出来事全てに責任を持てるから自由が許されているからです。

 

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