アダルトチルドレンを自分で治すなんて無理なの?・機能不全家族の中で育った自分をケアして回復した体験談

 

ライター:優子(仮称)

 

私は機能不全家族の中で育ったアダルトチルドレンです。

 

アダルトチルドレンを治したい!どうにか回復したいと思って長い間もがき苦しんできました。

 

以下は、そんな私がアダルトチルドレンについて調べたり書籍を読んだりカウンセリングを受けてきた経験から言えるケア方法や体験談です。

 

ACで悩みが晴れないあなたにシェアさせていただきます。

 

 

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アダルトチルドレンを自分で治すということ

 

アダルトチルドレンとは機能不全家族の中で育ち、生きづらさなどを抱えて日常生活に支障が出る状態を言います。

 

アダルトチルドレンは病気ではないので治すというよりは、克服するとかケアすると言うのがいいのかもしれません。

 

なぜ日常生活に支障が出てしまうのか?

その理由は機能不全家族の中で安心や安全がない状態で育ち、生まれ落ちた家族の独特なルールに合わせてやり過ごさなければならなかったことから、自分の感情を消す必要がり、

 

他人とのコミュニケーション・仕事・異性との関係に影響が出るパターンが多いからです。

 

「アダルトチルドレンをケアしていく=自分で治す」上でメインとなるのが、生きづらさの克服になります。

 

 

アダルトチルドレンのチェックリスト

 

自分はアダルトチルドレンなのか? そうみたいな気もする・・・そんな時はチェックリストを試すとすっきりします。

 

機能不全家族とアダルトチルドレンのチェックリストを挙げておきます。

 

 

機能不全家族診断チェックリスト

 

※機能不全家族の中で育つとアダルトチルドレンになる傾向が高い

 

 

アダルトチルドレンAC診断チェックリスト

 

数個しか当てはまっていないとしても、「日常生活の支障が大きくてどうにかしたい」と思っていれば、アダルトチルドレンの克服が必要な状態なのではないかなと感じてます。

 

理由は悩みの苦しさや、日常生活にどれだけ支障をもたらしているのか、本人にしかわからないからです。

 

 

 

生きづらさの克服

 

アダルトチルドレンの生きづらさの理由は、以下2つからくる「他人軸のコミュ二ケーション」から来ています。

 

  • 家庭の中で安全・安心がなく、親の顔色を窺って生きる癖がついている
  • 機能不全家族のルールから脱線するとひどい目にあってしまうので、自分の欲求や感情を押し殺してそのルールの中で生きている

 

一番身近な親にすら自分欲求や感情を言えず「受け入れられていない」という無価値感が常に根底にあり、社会的に支障が出る言動を起こしてしまう。

 

そして他人軸で生きているアダルトチルドレンと接する人は、「他人に合わせるアダルトチルドレン」に違和感を感じ、コミュニケーションが成り立たないわけですよね。

 

具体的にはこんなかんじです。

 

アダルトチルドレンの社会生活に支障が出る例

 

恋愛
  • 交際相手との感情の境目が無く、相手の感情を自分の感情だと思い込む
  • 相手の問題であるにもかかわらず無断でそこに立ち入りし、自分がなんとかすれば相手は助かると思い込む
  • 交際相手の中で価値が低くなり、大切にされない

実質的な支障の例:交際相手からのDVなど

 

仕事
  • 機能不全家族の中で生きて「人への不信感」がベースとなっており、社会生活の中でも無意識に不信感をベースにしてコミュニケーションを行う
  • 口に出して相手への不信感を露わにしているわけでないが、コミュニケーションの相手にそれが伝わってしまう

実質的な支障の例:同僚の輪に入れないなど

 

 

恋愛の例については私自身の体験談です。
大人の男性なら、交際相手が何か手を貸さなくても困りごとは自分で何とか対処するはずなのに、私が助けないと!と思って尽くし過ぎてしまうパターンが多かったんです。
結果的にみんなダメ男君になって、ひどいときには精神的なDVまでに発展しました。
逸脱したDVを受けてもアダルトチルドレンは「自分の何が悪かったんだろう?」などと真面目に自分の中の欠陥を正そうとするんですよ

 

これらのような支障を減らしていくことがアダルトチルドレンのケアです。

 

これまでが「アダルトチルドレンを自分で治す=ケアする・回復する・克服する」上での一般論。

 

 

そしてここから先が私の体験談です。

 

 

アダルトチルドレンを自分で治すのは不可能ではない・ACから回復した私の体験談

 

アダルトチルドレンの自分自身に覆いかぶさる暗幕のようなもの、一生続くような気がしてました。

 

自分の人生が過酷で救いようがなく、「このままこの調子が続くとしたら正直 生きてて苦しいだけなのではないか?今すぐ自殺するわけでもないけれど、生きててもしょうがない。死んでも誰も悲しまないじゃん」と思ってましたよ。

 

本当にいいことなんて何一つなかったですからね。

 

 

そんなことを毎日のように思ってきた私が、それでも「生きるのも悪くない」と思うようになったのか?をお話しします。

 

不遜に思われるかもしれませんし、不快に思う人もいると思うのですが、思っていたことをできるだけ正直に言います。

 

 

呪われた人生の中の3つの苦しみ

 

私の場合、アダルトチルドレンからくる支障を自覚し始めたのはごく最近の話しです。

 

両親の不仲でコミュニケーションの仕方がゆがみ、大人になってから生きづらさを感じる、ここでやるべきことは、人生に覆いかぶさる暗幕をどうにかして、現在や未来の支障を減らすことです。

 

両親への復讐とかコントロールなどどうだっていいと感じています。

 

私の場合、呪われた人生の中で3つの苦しみがありました。

 

 

恋愛:ハッピーエンドになりえない男性を選んでしまう

交際相手が「別な女性を選ぶ」という裏切りを経験して別れに至るという経験を30代で3度繰り返しました。

 

同じパターンが3度繰り返され、さすがに何かがおかしいと感じるようになります。
>>その詳細はこちら

 

 

そもそも機能不全家族の中で育った自分の人生のテーマは「親が機嫌よく過ごすために親のルールの中で生きる」です。

 

だから自分が異性と結ばれてハッピーになることなど許されないので、意識の奥の奥がハッピーエンドにならない男性を選ぶように仕向けていたわけです。
>>ハッピーエンドから敢えて遠ざかろうとする恋愛傾向

 

頭では好きな男性と結ばれて幸せになりたいと思っているはずなのに、無意識がそうさせない。

 

この根本的な原因は機能不全家族の中で受けた影響にあります。

 

これを断ち切らない限り同じような恋愛のパターンに苦しめられるだろうと思うようになりました。

 

 

孤独:理解されにくいから次第に自分の感情を出さないようになった

私は幼少から少し変わった子供に見られていたことを自覚してます。

 

大人になるにつれ理解されないあきらめのようなものを感じ始め、次第に自分の感情を出さないほうが楽だと思うようになりました。

 

30代前半でよく感じたことはこんなことです↓

 

  • 他人が楽しいうれしいと感じるところと、自分のそれはちょっと違う
  • 我慢強く、すぐに弱音を吐く人が不思議に思える

>>我慢強すぎるACについて

 

普通の人からすれば私が「ちょっと変わっている人」だということもいい加減わかるようになって異質がられるのが面倒になり、孤独を感じやすいです。

 

また、ハイリーセンシティブパーソンと呼ばれる感受性が高い特徴もあり、その感受性を理解してもらえるとは到底思えなかったのです。

 

私自身芸術関係の職種についており、「人並みのコミュニケーションはするけれど、作品で人と関わっていた方がはるかに自分を理解してもらえるし楽。だったら感情表現なんてしない方がまし」と感じています。

 

「大人になるということは孤独を受け入れること」だなんて話しをよく聞きますが、いったい自分の場合は「大人になったから孤独を受け入れるべきなのか?AC特有の孤独感なのか?」どちらか分からないことが多かったように思います。

 

しかし、人並みに「(恋人や家族に限らず)心から分かり合える近しい人の存在」を欲していて、叶えられないでいる、というのは自分の長年の課題だったんです。

 

 

仕事での評価:自分よりも無能な人が認められているという屈辱

 

不遜に思われるかもしれませんし、不快に思う人もいると思うのですが、思っていたことをできるだけ正直に言います。

 

私の場合、仕事での評価や実績で認められるということが少ないように思ってました。

 

具体的に言うとズタボロになるまで頑張ってようやく評価されるのに、周りを見渡すともっといい加減にやってる人が認められているように感じる、ということです。

 

「え?こんないい加減にやってる人がなぜ評価されるの?」だなんて言ったらただのひがみのように思えてみっともなく見えるでしょう。

 

けれど骨身を削ってやったことが認められず、悔しいと思っていることは事実なので正直に言います。

 

なぜ自分はこういう損な役回りが多いんだろうなって思いながら生きてました。

 

これもちゃんと理由があったんですよね。

 

 

「いい加減にやっていそうな人が認められる」とは別な見方をすれば人に可愛がられやすい、可愛がられてコミュニケーションもスムースに行く、だから評価もされやすい。

 

自分では「可愛がられて評価を受ける」ということについて無縁な人生を送ってきたのであまり想像もつかなかったのですが、圧倒的に遅れを取っていることだけは分かる気がするんです。

 

コミュニケーションがスムースではない、可愛がられない、力づくで頑張っても前者ほど認知されない、評価もされない、となります。

 

 

 

私がアダルトチルドレンで感じていた苦しさは主に「恋愛・孤独・仕事での評価」の3つ、もっと極端に言えば人間関係や仕事の2つです。

 

この2つの悩みをケアし、アダルトチルドレンである支障はだいぶ減っていますので、ここからは「具体的にどんなケアを行ったのか?そのケアの結果はどうなったのか?」をお伝えします。

 

 

生きずらさの克服・アダルトチルドレンをケアの内容とその結果

 

私がアダルトチルドレンであることを自覚したのは30代に入ってから。

 

必死に生きてきたにも関わらずどうも報いが少ないと感じるようになって「調べたらACだった」ことから始まります。

 

正直な話、機能不全家族の問題にメスを入れるってかなり痛々しいことなので、自覚した当初は「触れたくないという思いがどこかある。痛すぎて辛過ぎて現状維持の方がまだましなんじゃない?」なんて思ったりもしましたし。

 

死ぬほど頑張っても報われない・同じことが繰り返されて精神的に限界、となってようやく具体的にアダルトチルドレンの生きずらさの克服やケアに取り組みました。
>>そのきっかけとなったPDF書籍を読んで実践した体験談

 

 

あらゆる意味で肩の力を抜くようにした・以前の6割程度で頑張る

アダルトチルドレンは機能不全家族の中で育ち、常に緊張しています。

 

周りにもその緊張が伝わってしまうんですよね。
※大学を卒業して初めての職場に通勤したときのこと、慣れない業務で失敗しないようにしないとと思って緊張したのもあるんですが、先輩たちからは「あの子がいると息苦しいくない?なんかピーンと緊張が張り詰めているというか」というような影口を言われた経験があります。確かにそうだなって思います"(-""-)"。

 

感覚的には必死に頑張ってぼろぼろになる状態が120%だとしたら、60%くらいの省エネモードでいい、その省エネモードがかえって普通で健全くらいに思うようにしました

 

半分力を出さないというのは想像しがたいかもしれませんが、それだけACは肩の力が入り過ぎているんです。

 

緊張している状態ってどこか棘を感じるもので、友人に「棘があったら周りが寄ってこれない。丸くなると不思議に周りが近寄ってこれる雰囲気を感じられるようになる」と言われたんですが、今になってみると緊張している状態ってやっぱりとっつきにくいよなって思います。

 

 

他人によく思われるように振舞わない

アダルトチルドレンは機能不全家族の中で育ち、親に見放される恐怖から「よく思われるように振舞う」というのが当たり前になってしまっています。

 

当たり前すぎて自分の言動が不自然だとは思いもしないというのが現実。

 

私の場合、仕事や人間関係で社会的に求められる真面目さ・正確さ・適切性と、「他人によく思われるために振舞っていた言動」の折り合いがなかなか付かないままで苦しんだ経験が多かったのですが、肩の力を抜いてみるとわかったんです。

 

周りはもっとテキトー。

 

他人の言動について「テキトー」だなんて言うと印象が悪いかもしれませんが、周りはもっと自分の欲求や感情に正直なんです。

 

アダルトチルドレンは他人軸で生きているから自分の欲求も感情も表に出さない、他人のそれらを自分のそれらだと思うようにしています。

 

私は長い間我慢してきて「本当の自分ではない」となり精神的にかなり病んだ時期もありました。

 

 

この原理原則を知ったのは前述のアダルトチルドレンをケアするPDF書籍だったのですが、本屋さんで売られている一般的なことしか扱わない1000円程度の書籍だったらこんなに根の深い問題の核心を突けなかっただろうなと思います。

 

 

 

意識的に楽しい面白いと思えることに時間を割く

 

アダルトチルドレンは機能不全家族の中で自分の感情を抑制するように生きています。

 

私なんかは両親が感じているであろう感情をさも自分の感情のように扱ってきたところがあり、本当の自分の感情の存在に気付かないところもありました。

 

だから自分の感情を意識的に感じるトレーニングみたいなものが必須。

 

30代までは夜11以降に帰宅することが多く、ほとんどテレビも見ない生活をずっと送ってきており、ドラマやアニメなどを見て感情を感じるための時間を意識的に取り続けました。
※もちろん、ドラマなどで悲しいシーンがあっても全くOK

 

また、月並みですが仕事ばかりでたいした趣味もなかったので、習い事をしてみたり四季折々の自然を見に行ったりしてました。

 

一人でも生きていけるようにキャリアを必死で積み上げてきたのでテレビも趣味にも時間を割いてこなかった私ですが、今更こんな普通過ぎることに時間を割くのもまあまあ気に入っています。

 

「一見アダルトチルドレンのケアに無関係なように見えて自分自身にはちゃんとケアになってる」こういうのって人それぞれあると思うんですが、意味あるんですきっと。

 

生きるのに必死で周りが見えなくなり、偏った日常を送っているのは確かなんです。

 

前述120%から60%に省エネモードになるつもりで、夜中までしていた仕事を早めに切り上げて自分の感情を感じてみる時間を意識的に持つようにすると、普通の健全な人の感覚に近づけるんじゃないかと思いましたよね。

 

 


 

適切に動けば必ず変化はある、けれど適切さを欠いた動きをするとどんどん悪化していく、私の30代はそんなかんじでした。

 

コーチングを受けたり有名な占い師に相談したりもしましたが、機能不全家族改善のプロでもない人だったので、当然克服とは違う方向性のままで終わってしまうことが多かったです。
※占いはまあお門違いですけどね"(-""-)"

 

適切さを欠いた動きでお金の無駄になるのは浪費でしかない。気はまぎれましたけれど克服とはほど遠いんです。

 

 

アダルトチルドレンを治すために必死にケアを行った結果

 

「骨折した骨が治る」というようなイメージでアダルトチルドレンを克服できるわけではないのですが、私自身ケアを行って以下のような結果が出ています。

 

  • 婚約者ができた
  • 以前から感じていたような仕事での苦しさが減った
  • 本当に心から分かち合える人(公私ともに・多くはないけれど)と繋がっていれば、以前のような孤独感からは解放された

 

結果と言えるほどのものではないですが、「だいぶ楽になった」と言えます。

 

「以前見ていたレンズの名前が『悲壮感』だとしたら、今現在のレンズの名前は『平穏のもとで生まれる世界は全然悪くない』」

 

そんな気持ちです。

 

 

 

もちろん私はカウンセラーでも何でもないので同じようにアダルトチルドレンで悩む人に伝えるべきことの半分も言えていないかもしれません。

 

なので私が機能不全家族から受けた影響を治そう・ちゃんとケアしようと思えるようになったきっかけをお伝えしておきますね。

 

 

私がACをケアして克服できたきっかけ:アダルトチルドレン改善マニュアル

 

ACを治そう・ケアしようと思い立って即効で別人のようになれた訳ではありませんが、取り組んできたことは確実に自分自身を変えました。

 

もう機能不全家族とは絶縁しており、物理的に距離を置いて直接的な影響を受けなくてもいい環境になれたこともあり、「だったらこれからの人生を自分自身で変えるタイミングだ」と思えるようになりました。

 

確かに機能不全家族からの影響は絶縁後も色濃く半端なかったですが、残念ながら私の悩みは私にしかわからない。

 

精神科医は薬を処方する人でありアダルトチルドレンでない限り本当の痛みは分からない、コーチングの専門家だってアダルトチルドレンでない限りやることなすことのほとんどが机上の空論になりかねません。

 

つまりこれからの人生をどう生きるかについては自分次第

 

自分の人生に責任を持って強く生きていこうと覚悟を決めることができたのは、ちょくちょくお話してきたアダルトチルドレンを改善するためのPDFのマニュアルです。

 

アダルトチルドレンを経てカウンセラーとして活躍されている方のこのマニュアル、根の深いACの悩みに刺さるように書かれています。

 

 

 

この意味でアダルトチルドレンを克服した心理カウンセラーが指南してくれるマニュアルは、刺さると感じましたし、机上の空論でもない、言ってることに真実味が感じられて信用できます

 

以下はそのマニュアルの詳しい体験記になってますので、よかったらご覧になってくださいね。

 

 

体験記自体は恋愛を中心に書いていますが、マニュアル自体は人生全般を扱う内容です。

 

私も人生全般が少しづつ変わって結果的に恋愛もうまくいくようになっただけ(*´ω`*) 

 

自分自身がACで長い間苦しんで治したいと思ってきたのと同様に、こんな私でよければ同じ悩みを持つ人のチカラになりたいと思って私自身の体験談をお伝えさせていただきました。

 

これを見てくれているあなたが、ACであることを気負わず重く考えすぎず、適切な対処ができるよう同志として心から祈ってます。