婚活開始年齢は早いうちに | ミスマッチゾーンに飲み込まれるな!
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「婚活開始年齢は早ければ早いほどいい」よく言われるこの言葉に、正直「耳にタコができるほど聞いた」なとどため息をついているかもしれません。
しかし「一生独身でいようと決めたけれど、『やっぱり結婚しておけばよかった』」と思っている人がほとんど※なのをご存知でしょうか?(※明治安田社会福祉研究所調べ)
今からお話しする「結婚年齢のミスマッチゾーン」に突入すると、不利な環境を強いられる羽目になります。
ここではあなたが苦戦を強いられる前に、下のようなデータをご用意しています。
・婚活開始年齢が早いほどいい理由・結婚が難しくなる年齢=結婚の年齢制限・一生独身を決心した後、なぜ結婚したくなるか・結婚で許される年齢差
耳にタコは「ある意味納得できる理由がなかったまま独身が続いていた証拠」ですから、まずはご覧になってみて下さい。
婚活開始年齢は早い方がいい、を裏付けるデータ
婚活はいつから始めたらいいのか迷っているあなたは、先が見えない婚活を頑張ろうとするモチベーションがいまいち湧かないのかもしれません。
はじめにお伝えするのは「結婚できている人は早くから婚活をスタートし、独身者は婚活を遅く始めている」ということ。
下の表は既婚者と独身者の「婚活開始年齢がいつだったか」を調査したデータです。
以下データは明治安田生活福祉研究所調べ・%
つまり以下のとおり「婚活開始年齢が早ければ結婚してるし、遅ければ独身のまま」という当たり前すぎる結果になります。
【男性】既婚男性の49.4%は20代後半までに婚活を始め、未婚男性の64.8%は30代で婚活を始めたと回答しています。【女性】既婚女性の70.3%は20代後半までに婚活を始め未婚女性の64.6%は30代に婚活を始めたと回答しています。
そして上のグラフで登場した未婚者の30~49%は下記のとおり「結婚したい気持ちはあるものの今では諦めている」と回答しているようです。
仕事の忙しさやキャリア形成、生活基盤・収入の不足などを理由に婚活が後回しになるのが一般的ですが、後の祭り的に「結婚しなかったんじゃなくて、できなかった」と実感しているんですね。
けれど『一生お一人様決断』は結構勘違いでやってしまった場合が多く、もったいない、の一言に尽きる。人から見た年齢は覆せませんし。
【過半数!!】一生独身を決意した後、やっぱり結婚したいと思う
婚期が遠退いた未婚者は、『もういい結婚なんて諦めてやるー!!』と思いながらも、結局は遅かれ早かれ『めちゃさみしい、老後一人で生活するの不安』といった理由に『やはり結婚しておけばよかった』と考え出します。
失恋や婚活の失敗で凹むのもよくよくありますが、大切なのは婚活の失敗の問題を把握して失敗の後にどう立ち直るか、です。
下は「一生独身を決意してから、結婚したいと思うようになった理由」が述べられたアンケート結果。
『一生独身を決意した後に、やはり結婚したい』と考える人の過半数が「さみしさ・老後の不安」を挙げています。
つまり、多くの人は人と寄り添い、共同生活をともにしながら日々の生活を送っていきたいと願うものなんです。
キャリアを積み上げている最中に仕事優先にしていたとしても。ほっと一息ついたころには『年齢的に結婚は厳しいのかも』と思いはじめるのですが、その時になってみないと分からないのが人間。
キャリアや生活基盤は誰だって不完全から始まるのですから、男女一緒に築き上げながら結婚生活が送れるよう早めに柔軟な婚活に取り組むといったパラダイムシフト(価値観の変換)も必要でしょう。
男の場合は特にお金がない若い時は結婚なんてできないって思うよね。結婚してみて経済的に厳しくなったら男の責任になってしまうだろうし。
全ての女性は男性に完璧さを求めてないですよ。男性で経済的に安定するのはだいたい32~34歳くらいだとして、20代後半から婚活をしていればミスマッチゾーン=婚活のドツボにはまらずに済むと考えて活動をスタートするのもいいでしょう。男性はあれこれ仕事も婚活もとマルチタスクが難しいかもしれないけれど、器用な男性ほどこれをやっちゃってます。それが早々と結婚して安定している既婚者の男性達。
ここから先は、まだ婚活に踏ん切りがつかないと迷うあなたに、さらにその動機となるお話をしたいと思います。
どの位の年齢差なら許される? | 婚活の魔界・年齢ミスマッチゾーンに突入するな
下記の図は男女でどの年齢の異性を結婚相手として希望しているかを表しています。つまり「自分とどのくらい年齢差がある異性を結婚相手として選ぶか」がわかります。
女性はどの年代でも同年代か、自分よりも5歳年上の男性を結婚相手として希望しているのがわかります。男性はおおよそ10歳年下〜同年代の女性を結婚相手として希望していますね。
結婚条件の年齢差を可視化するなら以下の図のとおり。
※1:50代の男性の希望
婚活市場では男女間で希望年齢のミスマッチが常日頃起こっています。「自分同様に異性も結婚希望年齢を示しているわけではない」というのが婚活市場のミスマッチの現実です。
30代後半女性はいろんな年代層の男性に好かれてるんだね…まさに混戦状態。20歳くらいの年齢差が出来上がるパターンもあってちょっとびっくり。
男女で結婚相手の希望年齢は全く違うでしょ。異性の希望を知らずにミスマッチが続くのってロスが大きい。だから婚活のモチベーションが下がり、そのまま放置しておくと、冒頭でお伝えしたように「結婚したいと思っていたけれど、今は諦めている状態」に陥っていくんだよね。思うに、結婚を諦めるようなネガティブな感情って一人で抱え込むのが多いから、「本当に結婚できないのは年齢だけが原因じゃない。無駄な勘違いで結婚できない。」って気付きにくいですよね。この勘違いがどれほど大きな損失か
たしかに自分一人で意固地になって固定の年齢層の異性にアプローチしても、異性がそれを望んでなかったらただの無駄な婚活。「結婚相手が若ければ若いほどいいって」ただの男の幻想とも言えそうだしねえ汗。
もしあなたが婚活に苦戦していて異性と異なる結婚相手位の希望年齢を掲げていたとしたら、年齢差のミスマッチを疑って然るべきです。
【結婚を諦める前に】あなたの年齢関係なく、婚活の方法次第で相手は見つかる
下は「結婚したかったけれど、今では諦めた」と考えるピークの年齢と、異性から結婚相手として望まれる人気の度合いを示しています。
※2:50代女性の需要について
上の表を見て年齢が上がるほど異性からの人気の度合いが落ちると悲観する必要はありません。年齢が上がるほど結婚する人が増え、その年齢層のニーズが減るだけの話です。
端的に「確率論で言って希望する年齢層の異性に出会えているかどうか」の問題で、婚活市場では依然として上のどの年齢層も需要があります(決してゼロではありません)。つまりどの年齢層の人も「結婚できる見込みなんて余裕である」のです。
また「男女間で日常的に起きている希望年齢のミスマッチ」が婚活を難しくしている一番の原因ですので、「異性の需要に合わせて賢く立ち回れば、将来『やっぱり結婚しておけばよかった』などと後悔をしなくて済む」でしょう。
自分の希望条件と、自分を必要としてくれそうな年齢層の異性の需要も視野に入れつつ婚活をする二刀流の方がよほど結婚できる確率が高まります。
意固地になって自分の好みの年齢層の異性ばかり追いかけ、何にも結果が結び付かない・ただ勘違いして婚活のミスマッチの海を泳ぐ…そしてただただ時間だけが過ぎて歳を取っていく…
それが『もういい結婚なんて諦めてやるー!!』⇒『老後一人で生活するの不安』⇒『やはり結婚しておけばよかった』といった過程で後悔する独身者の典型パターンと言えます。
[st-kaiwa3]男は本能が勝って「遺伝子残したい」って考えてオッサンになっても若い女性を執念で選ぼうとする。で、若い女性から相手にされなくてどんどん歳だけとって独身のまま。そこまで自我を通すとさすがにみじめな気も…二刀流って立ち振る舞いは賢い。[/st-kaiwa3]
本当は異性から求められているにも関わらず、異性の希望年齢を無視して「結婚は諦めた」と言いたいか? それでもなお「自分好みの年齢の異性でないと納得できない」と固持するか?
異性がどの年齢層を希望しているのかを無視し続け、「今更条件を下げられない」などと言って一生独身のままでいるか?
データを前にして賢く立ち振る舞うかどうかは、あなた次第。
婚活がうまく行かなくなる年齢:結婚の年齢制限?世間一般的に婚活がうまく行かなくなる年齢、いわゆる結婚の年齢制限は以下のとおり。
結婚での年齢制限(婚活開始年齢が遅いと言われる時期)=「子供の成人」がポイント
多くの男女は子供が欲しいと考えているので、子供を育てるために不利な年齢になると、「この人は結婚対象外」と考えるケースが多くなります。子供が成人するまで、若しくは大学卒業の22歳くらいの年齢になるには、十分な収入や若さが必要だと考えられるんですね。
このため結婚の年齢制限と考えられるポイントは「子供が成人になるまで逆算した年齢」となります。
しかし、特に男性の場合は必ずしも子供だけを望んで結婚したいと思う訳でもありません。
性は「女性は当然子供が欲しいと願っていると思ったので、自分も子供が欲しいといった方が好感を持たれるだろう」と気を遣うパターンも結構あります。
この意味で子供だけを基準に考える必要はありません。
「今すぐ彼・彼女候補」ではなく「食事できる相手を探すだけ」の婚活今すぐ彼・彼女候補をつくるだけでなく、もう少し広い視野を持って「食事を気軽にご一緒できる異性を見つけよう」くらいでいると、思いがけないご縁が広がります。
下のグラフは「本命ではなかったけれど、いつの間にかキープ彼・彼女が結婚相手になった」人の割合を示すデータです。いつの間にかキープ彼・彼女が結婚相手になったパターンはおよそ20%くらいあるのですから、これは見逃せませんね。
本来キープのために異性とお付き合いするのは相手にかなり失礼な気もしますが、過度に期待を持たせるような行為を避けつつ、楽しく気軽に食事する程度の仲だったら独身の異性もそれほど悪い気はしないでしょう。
夜の食事は誤解を与えるのでランチなどカジュアルな食事を楽しむのであれば、異性は悪い気はしないはずです。
もし食事に誘える相手もいないならば、相手探しの手始めに婚活パーティくらいカジュアルな場所がおすすめです。
まとめ:異性の希望を把握しつつ、柔軟な活動が功を制する
結局自分の理想や希望条件だけでは結婚生活は成り立ちません。
独りよがりの婚活は、結婚できないどころか交際にも至らず終わってしまいます。
異性の「相手の結婚年齢の希望」を知り、かつ自分の「異性の希望年齢」も踏まえて婚活する二刀流が断然賢い婚活です。
※1問題は50〜54歳の男性で、図を見ると矢印の向きが一番不自然な向き方をしている(角度が垂直に近い)のがわかります。
究極は「希望年齢は男性の自由」ですが、54歳の男性が20歳年下の34歳の女性を希望するパターンもありえ、「少しでも若い女性を希望する」といった傾向は「婚活市場荒らし」の感が否めません。
※250-54歳で未婚の女性は全体から見て少ないので、異性からのニーズも相対的に少ないという意味で、上では★印を1つにしていますが、飽くまで相対的な意味合いです。ただ、前述したように50歳超の男性は35-39歳の女性を希望するので、若い層に需要を取られがちだというだけの話です。