システムエンジニアが結婚できない理由をお見合い体験談から読み解く
システムエンジニアの実話お見合い体験談を通して「なぜシステムエンジニアが結婚できないか」を解説しています。
パソコンに向かって黙々とソフトを作成するシステムエンジニアは、職業柄女性と接触する機会が少なく、かつ仕事の拘束時間が長いのでなかなか結婚できない・婚活がうまく進まない人が多いと言われますが、この記事ではその原因が「仕事優先の日常と不慣れな女性の扱いと人そのものへの興味のなさ」にあるといったところで解決策を提示しています。
現実的な話、例え仕事を優先しなければならないとしても女性心理を分かっていれば現状よりも婚活はうまく行くはずですので、実際のアラフィフシステムエンジニアさんのお見合い体験談を参考にしてみてください。
システムエンジニアの未婚率が高い!自称オッサンの前に出来る事
80%のシステムエンジニアは「彼女なしのフリー」、かつその80%が自分から積極的に彼女を探そうとしていませんし、結婚願望を持っている割合は50%近くにすぎません※。
一般的なアラフォー男性の未婚率は25%程度、IT業界はなんと10%上乗せされた割合になるそうです(※2)。
結婚は飽くまで「「この人だったら結婚を考えられそう』といった彼女」がいれば考えられるかもしれないけれど、そうじゃない「彼女なしのフリー」だと「結婚願望を持っていない」と答えざるを得ないのかもしれません。
もしかしたら…「彼女なしのフリーだから結婚願望がないとか、彼女を探すのも面倒でただ願望がないと答えざるを得ない」などと考えていませんか?
過去の恋愛経験のドツボにはまったままとか「仕事上恋愛を長続きさせるのが難しい」とか「もう恋愛が面倒」などと考えているとしたらかなり損失しています。
なぜなら失敗に婚活の成功談は含まれていないし、どうしようもないほど新しく恋愛を始めるしか結婚の道は開かれないからです。
下のグラフは結婚の意思に関する調査(※3)です。30代後半〜50代前半までの男性の26〜39.6%は「結婚したい気持ちはあったが今は諦めている」と答えています。
そして一生独身でいようと決意してからやはり結婚しようと考えた理由に関する調査は以下のとおり。
男性の場合は「寂しさ」と「老後一人で生活するのが不安になったから」と感じている割合が50%近くになっています。
つまり「遅かれ早かれ、やっぱり結婚しておいた方がよかった」となるのが世の常みたいなんですね。
35歳過ぎた男性はよく自虐的に自称オッサンと呼ぶようですが、ボーっとしていたらあっという間にアラフィフにさしかかります。
まずはそんな自虐的ギャグを言うよりもやれるだけ婚活をしたほうがいいでしょう。
延々と「職場と家を往復するだけの人生」を送る羽目になりかねない…だなんてぞっとします。
これまでそれなりに失恋の経験もあると思いますが、過去の恋愛傾向を振り返りながら、以下「結婚できないシステムエンジニアのお見合い体験談」の失敗ケースと照らし合わせてみてください。
本当に女性と会話が成り立っていたかどうか、がポイントです。
※2006年 tech総研調べ
※2 総務省調べ
※3 明治安田生命社会福祉研究所調べ
結婚できないシステムエンジニアのお見合い・婚活体験談
アラフィフシステムエンジニアの男性
「一度お見合い申し込みを断られたけれど、ダメもとでもう一度申し込んで受諾してもらって本当に嬉しい? 兵庫から仙台まで飛行機で行っちゃうもんね!!」
- 49歳男性 兵庫県在中
- 職業 システムエンジニア
- 年収 1000万円
- 大学卒業
- 未婚
- 趣味:音楽鑑賞、アウトドア、美術館巡り
システムエンジニアのお見合い申し込みを受けたアラフォー女性
- 38歳女性 仙台市在中
- 職業 医療系専門職
- 大学卒業
- 未婚
- 趣味:音楽鑑賞
クリスマスのお見合い当日・システムエラー連絡がじゃんじゃん入る
緊急対応するのが悪いんじゃないんです。女性と会っている時間の後にまとめて緊急対応できないのか?大方の女性が思ってるのはここです。もし今までどんな女性の扱いも”仕事優先”できてしまっていたらそれをまず頭に置いて新たにお相手探ししてみましょう。
お見合い当日・中途半端過ぎる趣味が露呈して話が続かない
「僕はそんなに詳しくは分からないけれど」という前提で上の会話を言い換えてみよう。中学の時に聴いた時の音楽がいまだに好き。成長してないよねえ(笑)
美術館巡りは、仕事での喧騒を忘れてスイッチをOFFにして一日過ごすとそれだけで満足!アウトドアは仲間とワイワイするのが好き、僕はもっぱら準備係なんだけど(笑)
アウトドアの話で女性が「いろいろ教えて欲しい」って言ってるでしょ。この負担にならない女性の甘えに応えてくれない男性はなんだか不安になります泣。これくらい反応ないと、女性も跡が続きませんもん。
「価値観の合う人と結婚したい」と多くの婚活独身者が願っていますが、価値観が合うか合わないかをお互いに知りえる橋渡しになるのが「会話」です。初対面の男女がお互い理解するために、楽しい会話がなければ次のデートはないと思っていいほど。
お見合い当日・次も会いたいと告げたが相手に苦い顔をされてお別れする
システムエンジニアのお見合い、何がまずかったのか???
システムエンジニアのお見合い体験談のまとめ:年齢の割にテキトー過ぎる
趣味を深堀している必要はないけれど、OFFの時の過ごし方が「暇つぶし」という印象を与えて、「結婚生活も暇つぶし程度にしか広がって行かない」と想像させてます。事実最後の一言に「老後に一人じゃ寂しい」ってあったけれど、これじゃあ女性はこの男性と一生を共にしたいというモチベーションまでに至りません。
このシステムエンジニアさんのお見合い体験談のエピソードでは、ほとんど会話が成り立ってませんでした。
お見合い時間はマナーモードにして会話を楽しむくらいでいなきゃマナー違反になっちゃう。
けれど趣味の話もテキトー、緊急対応優先で女性の扱いもテキトー。女性は不安になって当然。
そして美しい女性は第一キレイと言われ慣れてるんです(笑)キレイと言われ続けて未婚なんですから、それなりに理由があったった推測してみましょう(外見だけで寄ってくる男性に嫌な目に合った、など)。変な男たちにキレイと言われ続けても心が満たされなかったから未婚だとね。
システムエンジニアが結婚できていない理由・結婚できているSEの違い
「その情報を受け取ってどうしたいか?」が大切で、そこから自分自身を見つめ直すのも、「変わるのが面倒でそのまま」でいるのも自由です。
結婚できていないシステムエンジニアがやらかしてしまっている失敗婚活パターン
- 帰宅時間が遅く、土日も緊急対応や仕事に明け暮れて女性が入り込む余地がない
- 分かりやすく仕事優先にしてしまう
- 仕事優先にした後にフォローしてない
- 人よりモノが好き
- 機械を扱ってて心がドライ、人そのものに興味がない
- 理系出身者が多く、女性の扱いに慣れてない
- 自分の感情を表現してない:あなたと一緒にいて嬉しいなど(上手である必要はない)
もし逆に女性から同じような扱いされたら辛いと思うんだよね男は。とてもその女性から好意を受けていると思えなくありませんか?
結婚できている・結婚がうまく行っているシステムエンジニアの特徴
- 人の気持ちがわかる
- 女性の甘えに応えてあげられている
- 忙しくても恋愛もちゃんとする
- 社内結婚して運よく結婚した
- 感情を伝えるのが上手:あなたと一緒にいて嬉しいを伝えている
- 仕事以外の趣味もそれなりに楽しんで社交性がある(深堀とか上手でなくてもOK)
- 子煩悩:子育てに参加するのが楽しいと思っている
- 仕事も大事だけれど家族がいての自分だと思っている
- 俺様気質が低い
仕事は相応に忙しいけれど、そこだけに重きを置いているだけじゃないのが結婚できているシステムエンジニアさんの特徴です。
離婚しているシステムエンジニアのパターン
- 残業が多すぎて家庭を省みない、残業のフォローをしない
- 子育ての協力も消極的
- 疲れすぎてて仕事と生きるだけで精いっぱい
- 家事をしない、奥さんに丸投げしてる
- 飲みが多い → キャバクラ通いなどももちろんあり
- ストレスの発散が下手 → キャバクラなどに逃げてしまう
- もともと浮気性
- 自分が理解されたい気持ちが強く、奥さんを理解する努力が欠けている
彼女すらできない?システムエンジニア
つまり彼女すらできないのが結婚できないシステムエンジニアさんの現状。
婚活で鼻息を荒くするよりも、趣味の話など気軽な会話から女性と接点を持ち、仕事以外に自身の楽しく充実した日常を広げてみよう、くらいの感覚を持つと交際も長続きするでしょう。
さてそれでは次はシステムエンジニアさんの具体的な婚活方法をお伝えします。
システムエンジニアはどんな婚活をすればいいのか
結婚相談所に入会する男性はシステムエンジニアのように技術職が多いのも確かです。職場内結婚も「数少ない職場の女性」を射止めた男性から結婚が決まっていく、そして仕事の拘束時間が長く慢性的な出会い不足になってしまう、このままでまさか運命的な出会いが待っているはずありませんよね?
以下ではシステムエンジニアさんがどんな婚活をすればいいのか、おすすめを挙げてみましょう。
出会いの場所をどう選べばいいのか
そもそもシステムエンジニアは女性にどう見られているのか、ですが…SEというだけでモテます。
「理系出身で頭のいい人しかプログラミングはできない。緻密で精度を要求される仕事をする男性はかっこいい。そんな仕事をしている男性はスペックが高い」
と女性はシステムエンジニアさんを認識しています。
けれど彼女たちはスペックの高さと結婚は別だとも知っている。一見時代の最先端をゆく業界のようで、残業や仕事での拘束時間が多そう、そうじゃない男性だったらいいなと思う訳です。
だから、システムエンジニアさんの婚活は工夫が必要。
休日 日中の婚活パーティ
婚活パーティに参加するのだとしたら、お休みの日中のパーティに参加してみましょう。
例えば土日の日中の婚活パーティに参加して「今日はOFFで、楽しく会話して下さる女性がいないかなと思って来てみた」と言えば
「システムエンジニアって土日の日中は起きてるんだ!眠り倒してないんだ(笑)!」
といった印象を持ってもらえます。
どうしても平日徹夜しているような印象のシステムエンジニアさんは「どうせ土日は寝貯めしていそう、日中のデートとかむりなんじゃない?」と思われがち。日中の婚活パーティに参加すれば「OFFの時間を楽しんでます」といったアピールにもなり好印象です。
婚活アプリ
婚活アプリに登録しているシステムエンジニアさんは仕事柄得意分野だからか、非常に多いですね。
婚活アプリの場合はマッチングして実際に会うまでに「メッセージのやり取りが命」。ここで実際に会ってみたいと思われないと何も広がりません。
硬すぎないか、軽過ぎないかが重要。女性とのメッセージでのやり取りに自信がない方は大切な彼女候補をむやみやたらに失わないために会話術を身に着けるのがおすすめです。
端的に言って婚活アプリに登録している人はさまざまな人がいます。その中で「メッセージのやり取りがつまんない」と女性に思われたらその先ブロックされてしまうなど致命的な傷を負いますから、決して会話術を安易に考えないように慎重にやりとりしましょう。
結婚相談所
婚活アプリに登録するシステムエンジニアさんが多ければ結婚相談所の登録数も相当。「結婚相談所は相応の費用がかかるので最後の砦、ここだったら何とかなるだろう!」と期待を込めて入会する人が多いですが、結婚相談所は飽くまで女性との出会いの場を圧倒的に増やすためのツールにすぎません。
せっかくお見合いで女性と会えたとしても、冒頭のアラフィフシステムエンジニアさんのお見合い体験談のように会話が成り立たず、自ら御縁を台無しにしてしまっているパターンは少なくありません。女性と楽しさが共有できるリアルな会話が命です。
女性の扱いが下手でも構いません(女慣れしてない男性をかわいいと思う女性はいるから)が、女性が何を考えているのか、どういう生き物なのかを知っておく必要があります。
まとめ:システムエンジニアが結婚するためにまず女性を知り尽くそう
せっかく婚活をスタートさせてもシステムエンジニアさんに女性をモノにする武器がなかったら、丸腰で戦場に行っているのも同じ。
丸腰のまま戦場に行って婚活に疲れて「もう結婚を諦めた」などと疲労困憊してよくあるパターンの「やっぱり老後一人は不安になった」などと後悔したいでしょうか?
もっと女性を知れば、仕事同様にあなたの魅力を理解してくれる女性の間口が広がりますから(^-^)